2021年09月23日(木)
尺八の基本の長さは1尺8寸。
なのでこの笛を尺八と呼ぶようです。(1尺-37.88mm,1寸.0303mm)
中国から伝わったこの笛は5孔なので(近年は7孔も盛んに使われている)西洋音階のドレミファソラシドを吹くにはかなりの熟練を要します。(ちなみに首振り3年、もみ手8年と云われています。)
歌い手のkeyに合わせて曲を移調すると指使いが大変なので熟練者は1尺4寸から2尺3寸の長さの尺八を使い分けています。(長くなるほど難しくなる)
ヤフオクで9寸(27.5mm)の尺八が出品されてました。
この長さの尺八は極めてまれでなかなか見ることはないのでちょっとヒートして落札しちゃいました。
右は1尺8寸
何とか音は出ますが穴間が短く簡単な曲しか吹くのは厳しそうです。
尺八の姿形はとても愛らしく尺八立付だったので飾って楽しみたいと思います。